労働衛生研修会 令和8年8月2日(日)10~16時

<令和8年度労働衛生研修会の内容>


【1】「労働衛生行政の動向」

厚生労働省労働基準局安全衛生部 主任中央労働衛生専門官
吉岡 健一氏

改正労働安全衛生法など、労働衛生行政の最新の動向について説明する。


【2】「筋肉から始める職場の健康づくり:
   たんぱく質・運動・パフォーマンスの最前線」

立命館大学
スポーツ健康科学部教授
藤田 聡氏

骨格筋は運動器であるだけでなく、糖質・脂質・アミノ酸代謝を調節する中核的な組織である。加齢による筋量低下(サルコペニア)は、労働能力や認知機能の低下とも密接に関連しており、職場における生産性維持の観点からも重要な課題である。筋量の維持にはレジスタンス運動(筋トレ)とたんぱく質の適切な摂取が不可欠であり、とりわけ1日3食での均等なたんぱく質摂取が筋たんぱく質合成の最大化に有効であることが示されている。本講演では、最新の研究知見をもとに、職場でも実践できる運動習慣とたんぱく質摂取の戦略を紹介し、すべての年代の働く人のパフォーマンス向上と健康増進に向けた具体的なアプローチを紹介する。

[講師プロフィール]
立命館大学・教授。2002年南カリフォルニア大学博士修了。テキサス大学・東京大学を経て2011年より立命館大学教授。米国生理学会や米国栄養学会より学会賞受賞。(株)OnMotion代表。


【3】「禅僧が語る心のととのえ方
   ~職場におけるマインドフルネス~」

精神科・心療内科医/臨済宗建長寺派林香寺住職
川野 泰周氏

仏教や禅の精神をもとに、欧米でメンタルヘルス領域への活用を目的として構造化されたマインドフルネス。日本においても医療のみならずビジネス、教育、スポーツなど多くの分野で活用が進んでいる。瞑想による健康増進のためには日々の継続が不可欠であり、動機付けとしての心理学・脳科学(神経科学)的理解と、シンプルなメソッドの習得が重要と考えられる。本講演では、健康経営の重要性に対する認識が高まる中、注目されているマインドフルネスについて解説し、職域での活用例を紹介するとともに、短時間で実践できる瞑想法を体験していただく。

[講師プロフィール]
臨済宗建長寺派林香寺住職。石川町ひだまりクリニック院長(精神保健指定医・精神科専門医・日本医師会認定産業医)。寺務と診療の傍ら、マインドフルネス普及活動に取り組む。


●会場

①東京会場(建築会館ホール、東京都港区芝5-26-20、定員100人)
②オンライン配信(定員150人)

※受講者全員に後日、当日の講演をオンデマンド配信いたします。
※労働働生研修会は、東京会場での受講のみ日本医師会の認定産業医制度研修会として指定 (更新 1.5単位、専門 3.0単位)を受けています (「オンライン配信」は、認定産業医制度研修会の指定対象ではありませんのでご注意ください)。

●受講料

会員—13,000円
8月1日 (土)の労働安全研修会も受講される場合は計 23,000円 ※税込

非会員—19,000円
8月1日 (土)の 労働安全研修会も受講される場合は 35,000円 ※税込

●申込受付

5月29日(金)~7月24日(金)の間、当会ホームページで受け付けます。