労働安全研修会 令和8年8月1日(土)10~16時

<令和8年度労働安全研修会の内容> 


【1】「労働安全行政の動向」

厚生労働省労働基準局安全衛生部 主任中央産業安全専門官
岩澤 俊輔氏

改正労働安全衛生法など、労働安全行政の最新の動向について説明する。


【2】「人はなぜ錯視にだまされるのか?」

立命館大学
総合心理学部教授
北岡 明佳氏

錯視は視知覚の錯覚である。錯覚はその原因を指標に分類すると、物理的錯覚、知覚的錯覚、認知的錯覚に区別できる。錯視は知覚的錯覚である。本講演は「人はなぜ錯視にだまされるか?」というタイトルであり、錯視に関する講演や書籍ではよくあるキャッチコピーであるが、誤解を生む表現ではある。錯視は人をだますわけではないからである。字義通りに人をだますことに関する錯覚は、認知的錯覚である。錯視は健常な視知覚のメカニズムの副産物であるのだが、それがなぜ「だまされる」感を伴うのかの考察を含めて、さまざまな錯視についての楽しい話題を提供したい。

[講師プロフィール]
立命館大学総合心理学部教授。教育学博士。専門は知覚心理学。研究テーマは錯視。錯視に関する著書多数。錯視のウェブサイト「北岡明佳の錯視のページ」を運営。


【3】「事故事例と現場の実情からみる農作業安全指導のポイント」

国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
農業機械研究部門システム安全工学研究領域
予防安全システムグループ長
積 栄氏

農作業事故の発生頻度は他産業での労働災害に比べて著しく高く、各種対策の強化が急務となっている。一方で、家族経営が中心であること、自然相手の仕事で臨機応変な対応が求められること、農業従事者数が減少して作業者の負担が増していることなどの農業特有の事情もあることから、これらを踏まえて各農業現場の実情に寄り添ったアプローチを試みることが重要となる。これまでの現地での事故調査・分析や啓発活動の実例から、農作業現場に効果的に届く安全推進の取組方法について論じたい。

[講師プロフィール]
(国研)農研機構で、農作業事故低減に向けた事故調査・分析、啓発資材の開発、情報発信
等に従事。先行他産業に学びつつ、生産者、行政、関係機関等と連携して活動。


●会場

①東京会場(建築会館ホール、東京都港区芝5-26-20、定員100人)
②オンライン配信(定員150人)

※受講者全員に後日、当日の講演をオンデマンド配信いたします。

●受講料

会員—13,000円
8月2日(日)の労働衛生研修会も受講される場合は計23,000円 ※税込

非会員—19,000円
8月2日(日)の労働衛生研修会も受講される場合は35,000円 ※税込

●申込受付

5月29日(金)~7月24日(金)の間、当会ホームページで受け付けます。